2月2日、福岡県にある愛宕神社に赴きました。


愛宕神社は火除けの神をお祀りしている神社であり、京都左京区の愛宕神社(総本宮)東京都港区の愛宕神社と並んで、「日本三大愛宕」の一つなのだそう。
最寄りは地下鉄空港線「室見駅」です。

室見駅の地上出口を出て、室見川にかかる室見橋をわたります。ムロミムロミ

橋をわたると右手に大きな看板が目に入るので、迷うことはないでしょう。
まあまあ傾斜のある坂道を15分ほどのぼると、鳥居なんでしょうか。
石柱にしめ縄という珍しい意匠ですが、奥には石造りの鳥居も見えますね。

そこからまた石段を上がると、お宮が見えてきます。
外国人や観光客を見かけることはなく、地元に愛される神社といった風情。

だいぶ長いこと坂や階段を登ったところにあるため、社殿裏からの景色はかなりの絶景です。
博多湾と、遠くには志賀島が見えています。

境内にはやたらハトが多く、すぐ頭上を群れでバッサバサ飛び交うので、羽やら何やらがパラパラ落ちてくることもあり、油断はできません。

お参りをすませ、登ってきた石段を降りてふたたびくぐった鳥居の先に、「岩井屋」があります。
100年以上前に旅籠屋として創業したらしく、歴史のあるお店です。
余裕があればぜひ立ち寄ってみて欲しいお店。なんだかほっとします。

2月はまだ咲いていませんでしたが、庭に大きな桜の木が植えられています。
きっとシーズンにはとてもいい景色を眺めながら、お茶を飲むことができるでしょう。

あんこフリークの私としては外せない逸品!
その名は「いわいだんご」780円也。

フリークなのでここからさらにあんこを追加。
このために朝ごはんぬいてきました。
名物「いわいもち」265円也。

福岡周辺に数多くみられる「枝もち」ファミリーの一角です。
もちろん有名なのは太宰府天満宮の「梅枝もち」ですが、この「いわいもち」の他に宮地嶽神社の周りには「松が枝もち」なんてのもあります。

枝もちファミリーはシンプルで控えめな甘さが、焼けたもちの香ばしい香りと混ざってとにかく最高です。ぜひ一度御賞味あれ!

愛宕神社は観光客も少なく、食べて欲しい名物もある良いところ。
2時間もあれば全部を堪能できるので、福岡でちょっと「時間空いちゃったなー」
なんてときは立ち寄ってみて!